- プロジェクト名: Matzu-MTP EXPO
- 竣工日: 2006.07.28-08.13
- 担当領域: エキシビションデザイン
- 所在地: 東京都代官山 (Gallery Speak For)
- 延床面積: 117.98 ㎡
- タイトルスポンサー: Tab device For
- リーバイス・アートワーク: Matzu-MTP
- 写真: 若林雄介
ニューヨークを拠点とし、世界中で、ストリート、グラフィティ、モダンアートといったカテゴライズを超えて評価されている、Matzu MTPの個展のキュレーション。
カテゴライズを超えた活動は、upsetters architects としてのコンセプトの一つでもある、「都市デザインに対する一時的な空間 "イベント" のデザイン」に対するプレゼンテーションとして重要な条件であると考え、より広く一般的にという"公共性"をコンセプトに、企画、運営、会場構成、作品制作サポート、広報活動までを担当。 また、Matzu MTPにとって、日本初の本格的な個展のため、本人のこれまで積み重ねてきたことから生まれる魅力と、以後の可能性を提示できるよう計画を行った。
空間的なインスタレーションは、Matzu MTPのイメージを忠実に再現できるよう、建築的にディテールまで細かな計画をおこなっており、そうすることで、より完成度の高いインスタレーションが可能となった。
こうした活動は、ストリートからうまれる文化のまだ見ぬ可能性を提示することであり、都市デザインの新しい可能性であると考える。